耐火材料の種類と特性
      粘土質 高アルミナ質 非酸化系 黒鉛質
  主な SiO2・Al2O3 Al2O3> 50% SiC系耐火物 C・SiC
  成分 Al2O3< 50% SI3N4系耐火物
    温度変化に強い 耐火度 大 熱伝導率 大 熱伝導率 大
  特性 熱膨張率 小 高温強度 大 高温強度 大 耐熱 1500℃
    耐磨耗性 大 酸耐食性 良 Alと反応し難い
    (アルミナ分が増すほど) 溶融金属に   
          ぬれ難い  
              より高温での使用              
  用途 一般耐火材  高温用耐火煉瓦 ヒーターチューブ 耐熱容器
  耐火煉瓦 熱電対保護管 黒鉛ルツボ
ルツボの材質と特徴
     
          熱伝導率 価格
      (W/m・K)
  定期的にコーティングが必要    
アルミとの反応性が高い     安価
(テルミット反応の危険が伴う)  
  膨張による割れ等          
                                 
  クレイボンド   酸化により劣化し易い   15~20  
    (ルツボ寿命が短い)   安価
  大型品の製造が困難    
                     
  レジンボンド 曲げ強度は高いがもろさがある 20~25  
  耐酸化性に優れるが硬すぎる やや高価
  全体加熱(電気炉)に適している  
                     
  カーボンボンド 圧縮強度・曲げ強度が高い 20~30  
  耐酸化性に優れ、柔軟性もある 高価
    局部加熱(燃焼炉)において
      安定した耐用を得られる    
                                   
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