弊社工場に於いて 2011年11月 よりESDヒーター(アルミ溶湯浸漬ヒーター)の性能試験を行い、現在も継続中です。以下にその試験状況の概略と、試験で得ましたデータの一部をご紹介致します。

 

試験目的

ESDヒーターを用いてアルミ溶湯70~250㎏を長時間継続的に保持を行いながら、消費電力や加熱特性耐久性などを検証する。

 

 

1. 試験炉略図

炉体ケーシング外寸 700φ×620H
溶湯面開放部 360φ

 

 

2 .これまでの ヒーター寿命(750℃溶湯 保持時)

容量、形状 電圧(結線法) 温度制御方法 ヒーターの状況
2.2kw
管長500㎜
発熱長300㎜
単相200V ON-OFF 9日間(約3000回動作)で断線なし
単相200V サイリスタ PID 上記使用後、約半年連続動作中  
2.8kw
管長500㎜
発熱長250㎜
単相200V ON-OFF 4日から9日(約1200~3000回動作)
単相200V サイリスタ PID PID 約半年間 連続動作中

ESDヒーターの温度制御性と電力消費

   

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